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ストレートネック

長年の肩こりや頭痛でお困りの方、もしかしたら「ストレートネック」かもしれません。

首の痛み  肩の痛み

 

ストレートネックとは?

通常の頸椎(首の骨)は、少し後ろに反ったカーブで並んでいます(=正常のアライメント)。

ストレートネックは、この反りがなくなったり、正常とは逆のあごが前方へ突き出るようなアライメント異常をきたした状態です。



ストレートネックの原因

長時間のリモートワーク、パソコン作業のお仕事や勉強、スマホやタブレットの使い過ぎなどが悪化の要因と言われています。


↑こんな姿勢で仕事や勉強をしていませんか?

私見ですが、男性よりも女性に多く、高齢者よりも20歳前後から40代の若い方に多い印象です。

板状筋群(頭板状筋、頚板状筋)、後頭下筋群(上頭斜筋、下頭斜筋、大後頭直筋、小後頭直筋)、胸鎖乳突筋、斜角筋などの頚部筋群、
上後鋸筋、小菱形筋、大菱形筋、肩甲挙筋、僧帽筋などの肩甲骨周囲筋群の緊張が強まり、筋肉の滑走が悪くなった状態です。
これらの首から肩甲骨の周囲の筋肉は、「バックライン」と呼ばれる、頭皮(帽状腱膜)→後頭下筋群→脊柱起立筋→仙結節靱帯→ハムストリング(大腿二頭筋、半膜様筋、半腱様筋)→腓腹筋・アキレス腱→足底筋膜筋のつながりの一部を構成しています。
バックラインは立位保持に関わる筋肉で、密度が濃い連結であるため1か所に筋肉の緊張などの障害が起こるとライン上の他の部位に影響を及ぼしやすくなっています。
また、頚椎だけでなく胸椎や腰椎、股関節、下肢を含めた全身の関節の柔軟性の低下が根本に隠れていることが多く、症状悪化に影響を及ぼします。

ストレートネックの症状

頭痛、肩こり、首の痛み、肩甲骨付近の痛みなど広い範囲に様々な症状が現れます。
さらに、烏口突起、小胸筋、大胸筋、胸鎖関節、肋鎖関節など前胸部にも痛みが出ることがあります。
痛みが悪化すると吐き気を伴うこともあります。

ストレートネックの治療

よく他院でレントゲンで異常はない、もしくはストレートネックですと言われ湿布を渡されたり電気治療だけで治療が終わった、痛みが改善しないという患者さまの声を耳にします。
しかし長年の肩こり、強い痛みを伴う肩こり、頭痛を伴う肩こりに関しては、症状の出ている首から肩にかけての局所的な湿布や電気治療、マッサージだけでは効果が乏しく十分な治療とは言えないと考えます。

当院では整形外科専門医・理学療法士でタッグを組んで治療にあたります。
普段のお仕事での姿勢等の詳細な問診、頸椎のレントゲン、痛みの出る部位、頚椎だけでなく胸椎から腰椎、股関節など全身の筋肉の緊張・関節の可動域などから正確な診断と痛みの原因追及を行います。
個々の患者さまの状況やご希望に応じて理学療法(運動療法、リハビリテーション)を主軸とし、内服薬漢方薬を含む)・外用薬ハイドロリリース物理療法を組み合わせて、一時的な症状の緩和に留まらない根本的な治療で症状改善を目指します。

ご家庭でご自身でできる治療や、姿勢の指導も行っております。

20年以上の長期にわたる肩こりにお悩みだった方も多数来院されており、多くの患者さまの症状改善に携わらせていただいております。
ストレートネック、肩こりでお困りの方はお気軽にご相談ください。

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